茨城で建てる平屋サーファーズハウスの間取りのポイント

前回、人気の住宅スタイルとしてサーファーズハウスの特徴についてお話しました。

今回は、特に「平屋タイプのサーファーズハウス」におすすめの間取りをつくるポイントについて詳しく解説したいと思います。

無垢材などの自然素材を生かし、日光や風を取り入れやすい快適な居住空間をつくるためのコツが詰まっていますので、自然を感じる家づくりをしたい方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

  • 平屋サーファーズハウスにおすすめの間取り
  • サーファーズハウスで取り入れたい設備
  • まとめ
  • NIKKENSOがお届けする開放的なカバードポーチ付きの平屋「COSTA」
  • For The CUSTOMERS. HOUSE MAKING NIKKENSO

平屋サーファーズハウスにおすすめの間取り

平屋のサーファーズハウスは、1階建てだからこその特徴を活かした間取りがつくれます。

具体的には、開放感を感じる空間がひとつにつながった一体感のある間取りがおすすめです。

屋外から浴室へのアクセス

玄関からリビングまでつながるカバードポーチ

サーフィンなどのアウトドアの趣味を屋外で楽しんだ後は、汚れや砂、汗を流すためにすぐに浴室やシャワーへ行きたいという人も多いでしょう。

そんな要望に応える例として、正面玄関からリビング、脱衣所までを囲むウッドデッキやカバードポーチをつけるという方法があります。

屋外からウッドデッキへは土足のまま上がれて、そのまま脱衣所や浴室への入口まで屋外側から移動できます。さらに、出入口側に屋外シャワーや水道を付ければ屋内への汚れの影響を最小限にできます。

広い玄関土間

土間玄関のイメージ

また、最近では玄関に広めの土間を設けて来客用とプライベート用の2つの動線を設ける例も増えています。

来客用からはリビングや客間に、プライベート用からは土間部分で最低限の汚れを落としてすぐに浴室や脱衣所に入れるような間取りです。

土間スペースの良いところは、「外と内の両方に対応できる」ことです。シューズ類はもちろん、アウトドアスポーツやDIYの道具類などは、家の中に収納すると意外とニオイが気になるという人も多いです。

土間部分にサーフボードや自転車、道具類も汚れを気にせず収納できるスペースがあるととても便利です。

吹き抜けリビング

吹き抜けリビングとLDKワンフロアの平屋

平屋ならではのメリットとして、屋根の勾配を活かした広い天井がつくれることが挙げられます。

特にサーファーズハウスに代表されるアメリカ西海岸風の住宅デザインは、屋外ポーチまでを1つの大きな三角屋根で覆うことが特徴で、この屋根の勾配を天井に活かすことで開放感のある吹き抜けリビングがつくれます。

リビングからウッドデッキにつながる掃き出し窓や天窓をつけて採光量や通気量を多くし、光と風を感じる明るい室内にするのがおすすめです。

対面式キッチン

対面式のペニンシュラ(半島)型キッチン

吹き抜けリビングの開放感を、ダイニングやキッチンまでつなげたワンフロアの間取りも人気が高いです。

LDKをワンフロアにするなら、キッチンは開放感をより高められるアイランド型やペニンシュラ型などの対面型がおすすめです。

アイランド型のキッチンは調理スペースやシンクが島のように独立していることから「アイランド(島)」型と呼ばれています。

アイランドキッチンのメリット

  • キッチンにいる人が他の人とコミュニケーションが取りやすい
  • キッチンの両脇がフリーになるので開放的な空間になる
  • お子さんなどと一緒に料理がしやすい
  • キッチンの反対側の壁面収納を充実させられる

ペニンシュラ型は半島型とも呼ばれ、アイランドキッチンの片面が壁に接している形のキッチンです。

ペニンシュラ型キッチンのメリット

  • アイランドキッチンと同じく対面で他の家族の様子が見えてコミュニケーションが取りやすい
  • コンロ部分が壁面に接するタイプが多く、アイランドタイプよりも油汚れに気を遣わなくて良い
  • アイランドキッチンは両側に通路を設けるため面積が取られるが、ペニンシュラ型は片方側の通路面積を取れば良いので、その分他の場所を広くできる

家の形の自由度の高さを活かす

平屋というと昔ながらの日本家屋というイメージがある方もいるかもしれませんが、今建てられている平屋住宅のデザインはとても個性的なものが増えています。

平屋は2階建てよりも設計の自由度が高いというメリットもあるのです。

その理由は、単純に2階部分の重さがなくなるので基礎部分にかかる重力が少ないから。家の耐久力や耐震性を確保するためには家の適切な部分に適切な量の耐力壁を配置する必要があります。そのため、2階建ての場合、耐力壁の必要量の関係で、平屋に比べて窓の大きさに制約がかかってしまうことがあります。

また、階段が必要ないのでその分自由な間取りがつくれるのも平屋のメリットです。

平屋の自由度を活かした一例として、中庭を囲むようにコの字型に家をつくり、中庭に接する3面に窓や出入口を儲けるという設計もできます。1つの面をインナーガレージと接するようにすれば、家中からガレージへのアクセスが抜群に良くなります。

サーファーズハウスで取り入れたい設備

次に、サーファーズハウスに欠かせない設備について紹介します。

屋外シャワー(アウトドアシャワー)

屋外の浴室や脱衣所への入り口近くにシャワーや立水栓をつけると、サーフィンや庭仕事などでついた泥や砂、汚れを落とすのに便利です。

屋外用のシャワーは様々な種類があります。標準的な壁掛けで固定するタイプのほか、ホースがついてペット用にも使えるタイプなどもあります。また、水とお湯が出せる「混合水栓」タイプは季節を問わずにいつでも使いやすいシャワーです。

屋外でシャワーや水栓を使う頻度や季節に合わせて、使いやすいタイプを選びましょう。

カバードポーチ、ウッドデッキ

アメリカ西海岸の住宅の定番であるカバードポーチは、玄関とリビングの方角を同じにして外側にウッドデッキなどを設け、屋根を伸ばしてデッキ全体を覆う(カバー)ように半屋内、半屋外的なポーチにしたものです。この時玄関とリビングは南側に来るようにすると、効果的に光を室内に取り込むことができます。

リビングとつながるウッドデッキ

カバードポーチは屋内のリビングから大きな掃き出し窓を使って自由に行き来ができ、第2のリビング(アウトドアリビング)として機能します。

サーフィングッズを置いておく場所として重宝するのはもちろん、バーベキューなどのアウトドアイベントを楽しむこともできます。

カバードポーチがある家は外から見ても、訪れる人を受け入れるような親しみやすさと開かれた雰囲気を感じます。玄関先でのちょっとしたおしゃべりのしやすさや、家の奥までお邪魔しなくてもデッキにテーブルセットを置いて気軽なお茶会ができるなど、家族はもちろん友人や来訪者を温かく包み込んでくれるのがカバードポーチの大きな特徴です。

芝の庭、ヤシの木

芝生風のお庭

サーファーズハウス風の家をつくるなら、庭やエクステリアにもこだわりたいですよね。

お庭の演出としておすすめなのが「芝の庭」と「ヤシの木などのシンボルツリー」です。

芝生は見た目にも美しいのはもちろん、砂利やコンクリートの地面よりも素足にやさしく、お庭で子どもたちやペットをたくさん遊ばせたいという家族にはぴったりです。

庭部分をコンクリートで固めると、車の乗り入れや足場の安定性は上がりますが、夏場は太陽熱で暖まりやすいので素足には向きません。動線を考えてコンクリートや砂利と芝生を上手く組み合わせると、過ごしやすいお庭になります。

そして、芝生のお庭の中に、1つでもヤシの木などの南国の木や植物があると、外観のイメージが一気に西海岸風になります。

エクステリアのスチールフェンスやウッドフェンス

アメリカンテイストのおうちづくりには、エクステリアのフェンスの素材にもこだわりたいところです。

スチール製の枠とメッシュでできたフェンスは「アメリカンフェンス」と呼ばれていて、インダストリアル、アーミーな雰囲気がアメリカンハウスに似合います。

また、ウッドデッキに合わせた木製フェンス、木目調フェンスも人気があります。ウッドデッキの外側にフェンスをつけると、動線は限定されますがプライバシーへの対策にもなります。

まとめ

平屋のサーファーズハウスを成功させるポイントは、外観から感じる開かれた雰囲気と、室内にいても広がりや奥行きを感じる開放感を意識することです。

室内と外を繋げるカバードポーチやLDKをひとつながりにしたワンフロア設計はその代表的な要素です。

サーファーやアウトドア好きのための実用的な機能とおしゃれな外観はもちろんですが、家族や近隣とのコミュニケーションも大切にできる「いつでも誰でも温かく迎えてくれるホーム」であるということが、サーファーズハウスの最大の長所であり人気の秘訣です。

サーファーズハウスやアメリカンな住宅を建てたいという方は、使い勝手とともに、開放感のある平屋の良さを存分に活かして、「誰とどんな風にコミュニケーションをとりながら暮らしたいか」をぜひ考えてプランを作ってみてください。

NIKKENSOがお届けする開放的なカバードポーチ付きの平屋「COSTA」

アメリカ西海岸のバークレーの街をイメージした、オープンで自由、健康的な暮らしを提案する平屋住宅「COSTA」。

無垢の木の温かみややわらかな質感を感じられる室内と、家の中と外をゆるやかにつなげるウッドデッキのカバードポーチが最大の特徴です。夫婦2人や3人家族など小さなファミリーにぴったりのコンパクトに消費エネルギーを抑えながら、家族の存在を感じられる開放的な間取りになっています。

外観は階高を低く抑えて景観になじみやすく、ノスタルジックで落ち着きのあるデザインです。ラップサイディングはアーリーアメリカンを感じるペールブルー、スタイリッシュなスモーキーブラック、シンプルなグレーホワイトから選べます。

COSTA

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サーファーズスタイル以外にも、和モダン、ログハウス風などさまざまなスタイルのコンパクトな平屋住宅をご提案しています。

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非日常を楽しむ家

ブルックリンスタイルのデザインで憧れの大人ヴィンテージ、個性豊かな非日常空間で暮らしを愉しむ家、「XOXO(キスキス)」が誕生しました。自由自在な空間でワクワクの暮らしを楽しむため、“私の好き!”にカスタマイズできる「XOXO(キスキス)」

 

ブルックリンスタイルのデザインで憧れの大人ヴィンテージを実現。個性豊かな非日常空間で暮らしを愉しむ家が実現しました。

xoxoキスキス

インダストリアルデザイン流⾏の背景には、⽣活シーンにインダストリアル=⾮⽇常を取り⼊れてみる、そんな”持ち込むミスマッチ感”が⽣活者のワクワクにつながっている、ということがあります。
そこでインテリアデザインだけでなく、機能⾯でも”私の好き︕”を持ち込んでみよう。⽣活には決して必須でないけど、でも私の好きな“コレ”を⽇々の⽣活に取り⼊れるのが、私流の暮らし⽅。そんな暮らし⽅を提案するのが“XOXO”です。

For The CUSTOMERS. HOUSE MAKING NIKKENSO

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CONCEPT #01遊びゴコロ、躍らせる。

家はまず、楽しくあるべき。という考え方から、ワクワク感満載の家づくりをご提案しています。

CONCEPT #02光と風を感じて暮らす。

郊外ならではの、光と風を感じられる家づくりを目指しています。
子供たちの原風景として、郊外の自然環境が刻まれます。

CONCEPT #03家族と仲間を幸せに。

家づくりとともに、家族や仲間と幸せに暮らすライフスタイルを提案しています。

CONCEPT #04住宅性能を、カンペキに。

住宅性能は、当然の最高水準。長期優良住宅対応、耐震等級2以上、ZEH対応など、これからの住宅に求められる性能を兼ね備えています。

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住宅事業部
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